乙女ゲームレビュー

『黒蝶のサイケデリカ』感想【ネタバレ有and無】

こんにちは、ぽぽたんです。
 
念願だった黒蝶のサイケデリカをプレイしたので感想です。
全シナリオ読破&トロフィーコンプリートしました。
 
一言感想を言うなら…私にはハマらなかった…\(^o^)/
ネタバレ無しのレビューとネタバレ有りの感想の両方を書きますね。
 
 
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以前書いた記事をこのブログへ移動しました。
2016年6月あたりの記事です。
 
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黒蝶のサイケデリカ
 
 

あらすじ

奇妙な洋館に迷い込んだ主人公は、何故ここにいるのかということや自分の名前すら思い出せなかった。
途方に暮れた時、禍々しい怪物が突如として現れた。
必死でその場を離れた主人公だったが、道中で二連ボクロの青年と出会う。
彼もどうやら同じくして記憶を無くしたらしい。
洋館で続々と知り合う記憶を無くした仲間たち。
彼らと生きてこの洋館を脱出することはできるのだろうか。
 
シナリオ:★★★☆☆
キャラクター:★★★★☆
システム:★★★★☆(選択肢までスキップがあると周回が楽になるなあと)
プレイ時間:15時間~20時間程度
ゲームジャンル:密室、謎の洋館、記憶喪失、切ない
 
 

ネタバレ無しレビュー

同年代の記憶喪失した青少年が密室に閉じ込められる。何か起こるに違いない、ドキドキ。としながらプレイしました。
彼らは皆それぞれ痛みを抱えており、失った記憶を取り戻した時に自分と向き合わねばならなくなるのですが…。
 
黒蝶のサイケデリカといえば、シナリオの完成度が高い。とりわけ真相は涙なくしてみれない。という感想をよく耳にします。
シナリオは整合性もあり、謎の張り方や回収も上手く、状況は二転三転してプレイヤーは常にハラハラしながら作品を見守ることになります。
そして迎えたベストエンドや攻略キャラクターとの良いエンディングは満足感もひとしおです。
普通に面白いです。
乙女ゲームに必要な恋愛要素が少ない等々ありますが、物語としては綺麗に纏まっていると思います。
 
そうなんです、綺麗にまとまりすぎて思考が滑るというか、私にはプレイ後の余韻がなかったのです…。
もちろん緋影を最後に攻略しましたが、感動が留まることがありませんでした。
期待しすぎていた部分があるのかもしれません。
 
キャラクターも一人一人はとても魅力的で良い奴なのですが、ヒロインや他のキャラクターと組み合わさることで得られる相乗効果はなく、むしろ悪いところが目立ってしまうような描写が印象に残っています。
密室に閉じ込められるという極限状態なら仕方ないとはいえ、そこに引っかかりを感じてしまいました。
確かにキャラクター達がわいわいしている作品が好きですが、シリアス路線ならそれなりに友情や思慕等の気持ちを抱いているのなら”信頼”という形でハッキリ表現してほしかった。
そういった違和感が作品に没入できなかった理由かもしれません。
 
世の中のレビューの中でもかなり辛口めに描いてしまいました(´・ω・`)
ですが良作には変わりありません。オトメイトからこういった作品が出てくることに意味があると思います。
私のレビューは一つの意見程度にとどめてください。
みなさんのご購入のきっかけ作りになれれば幸いです。
 
 
 

 
以下はネタバレを含んだ感想です。
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ネタバレ有り感想

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黒蝶のサイケデリカ
先ほども述べましたが、私がこの作品を真正面から受け止められなかったのは、キャラクター同士の関係性の描写に違和感があったからです。
館探索や黒蝶狩りの時も互いに協力している描写はあまりありません。ただの同行者です。
キャラクターの心理描写や関係性を掘り下げるのではなく、ルート分岐に必要だから…というような内容です。
また記憶を取り戻しても、幼なじみ同士の会話はどこかビジネスライクです。
過去から逃げているので多少ギクシャクはしますが、もう少し親愛染みたものが感じられる会話ならなあと思いました。
最終決戦の時は皆の気持ちが一つになっていて好きです。
それ以外はまとまりがなく、1人1人が暴走して止めての繰り返しです。
ヒロインのことで頻繁に衝突するしね…
それにしては幼なじみをテーマにしているので、”友情”や”信頼関係”をもっと描けていれば最高の作品になっていただろうなあとそれだけが惜しいです。
仲間って、友達って、結局何だったんだ…お前達の寂しい時に話し相手になるだけの存在か…と冷めてしまった部分もあります。
 
その点紋白は最初から最後までリボンを渡すという一貫した目標があり、ヒロインや幼なじみたちに関わるので好きです。笑
彼の「寂しい」という言葉も素直に受け止められました。
 
あとキャラクター達皆感情の起伏が激しく、「えっそこで怒る?イライラする?」的に神経質なところが気になりました。
というのもあって、記憶を取り戻した山都の穏やかさは好きです。
 
緋影のくだりも確かに悲しい過去ですしうるっと来たのですが、妹を撃った後の展開があっという間で、しかも語られてきた世の恨みつらみ・多くの人を犠牲にしてまで成し遂げたかった万華鏡への興味が簡単に失せて蝶とともに消えてしまったので唖然というか嵐のような慌ただしさでした。
シナリオで語られてきた程度のヒロインとの関係で、そんな風に浄化されてよかったのか緋影よ。
・・・というのもあり、EDのスチルも「うーん」でした。あと乙女ゲームなのにあくまで妹第一か!シスコンか!
 
紋白のエンディング分岐のくだりも好きだし、山都ED(タクヤEDじゃないよ)も好きですし、ウサギちゃん可愛いかよと好きなところも沢山あります。
鉤翅なんて真相に近づくにつれ人間臭くなるところとかも好きです。笑
なんでこんなふうな感想になってしまったのか、自分に対して悔いています。
面白いゲームなのになあ。←揺るがない
 
世の中に絶賛のレビューが沢山あるなかで、こういうものがあってもいいんじゃないかと自分にいいきかせつつ。
今は純粋に楽しめなかったのがただただ勿体無くて辛いです。
行き場のない思いをブログに綴りました。
 
 

ABOUT ME
ぽぽたん
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ゲームと猫が好きなオタクです。大好きな乙女ゲームのレビューやおすすめの作品を書いていきたい。これまでの人生をオタクとして過ごし、これからもオタクとして幸せに生きたい。